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加齢臭は食べ物が悪いなどの生活習慣病が進行している可能性あり
04月 24th, 2013病気や健康に関するニュース加齢に伴って体臭がひどくなる人は、少なくありません。
単に、加齢臭の原因であるノネナールが増えているだけならさほど問題はありませんが、背後に病気が隠れている場合もあるので注意が必要です。
東洋医学では、臭いをかぐことによって健康状態を探る「聞診」という診察方法もあるくらいなので、体から発せられる臭いを軽視してはいけません。
どんな臭いがするかで、ある程度の病状が推測できます。食べ物が悪い場合もあるでしょう。自己チェックの目安にしてください。
●肝臓:脂くさく、動物的な臭いがする
●心臓:焦げた臭いがする
●十二指腸・胃:甘い臭いがする
●肺:鮮度が悪い魚のような生ぐさい臭いがする
●腎臓:腐敗臭がする年齢を重ねると皮脂腺の中の脂肪酸が増加し、これが酸化分解を繰り返すことによって加齢臭の原因物質であるノネナールが発生します。
ただ、このノネナールは加齢とともに自然と増えるもので、過度に気にする必要はありません。それに、「ノネナール=悪臭」と思われがちですが、実際のノネナールはロウソクや図書館の古い本のような臭いで、嫌悪感を抱く人はそれほど多くはないはずです。
つまり、加齢に伴う臭いは、さほど気にする必要はないということです。しかし、急に体臭が強くなった場合は注意が必要です。
関連サイト:加齢臭を消す食べ物 http://beautyful-health.com/archives/277
ノネナールは脂肪酸が酸化分解されることによって起こります。体臭がきついということは、皮脂腺内だけではなく、血管の中でも脂肪酸やコレステロールの酸化が進み、食べ物が悪いなどの生活習慣病が進行している可能性があるからです。
加齢臭が気になる人は、体の不調の原因をチェックし、改善することをおすすめします。